楽しく生きてますか? いろいろとうっとしいこともありながらも、なんとかやってるって感じですか。
でも、平和ぼけしたといわれるこの国で、大事が迫ってくることも想定しなければなりません。
有事に備えるとは、いざという事態に(国を守るため)という認識が一般的であります。
しかし、それは個人においてまったく同様なのです。
その前に言っておきますが、
「有事」とは
悪いこととは限らないのです。
そう、ここではいい意味での有事を想定しているのです。
来たるべきに有事に備えよ! とは、
結婚が迫ってきたのではないか? という問いがあなたに湧き上がって状態を想定しているのです。
どうしますか? そんな事態に遭遇したとき…………………
さらに言えば、既婚の人や離婚の人も、改めて結婚のビフォーアフターを思い返していただくためにお届けします。あのときのときめきを取り戻すために! 難易度、高ぁ~。
わけししょう的結婚観を語る前に
結婚行動を生物的にざっくり観察すると
生物学進化論的にみると、男子は女子の劣化版です。え~!
大きな証左としては、生命活動できる年月に性差があります。女子のほうがだいたい長生きです。生物の進化の中で、効率的に広範囲に子孫を残す術(すべ)としてメスがオスを作り出した、のです。
解りやすいのミノムシですね。オスは変態して蛾となってメスのミノまで飛び、交尾をします。メスはミノの中で成虫になって卵を産んで、そのまま死にます。わけししょう、小学生の時に本で読んだのですが、ミノの中で自らが産んだ卵に圧縮されて死んでしまうイラストにけっこう衝撃を受けたのを憶えています。幸せってなんだろう? 彼女はそれでよかったのか?
別の記事でも触れたのですが、基本的に男の子は車や飛行機のおもちゃを使う外に向かっていく遊びが好き。女の子はお人形さんを抱っこしておままごと、そこに留まる遊びが好き。子どもの頃から、そんな傾向がきちんと伝わっているのです。
さらにいうと、子をある程度まで育てるというプロセスで、多くの生物がオスメスのペアでおこなうようになっています。夫婦親子という核家族は意外と人間以外の生物も採用している生存のための形態なのです。
人間が高等かどうかは別として、高等動物ほど一度の繁殖での数が少ないとのこと。一度のお目出度で、何百って赤ちゃんが産まれたら? 想像もできません。
結婚を現代の人間社会的に
そして、人類はさらに洗練された婚姻の習わしを各民族で形成していくのであります。
結婚に関して、人類の叡智がどんなモンか、世界を見ての通りです。荘厳なセレモニーや美しい所作が多く伝わっているのと同時に、どう考えても理不尽で、女性に対する虐待としか言いようのない野蛮な習慣が未だに残っています。
人間が持つ根源的な欲求として、性欲があります。無秩序な発露を抑えるべくセックスを制御する習わしが結婚をはじめとして出来上がったともいえます。
人間が世界のほとんどで打ち建てた夫婦制ってのは、平等主義の権化と言ってもよろしい。日本に限らずですけどね。これは一部の男子に女子を独占させない叡智なのです。そうでないと、特権階級的優位なオスがメスを独占することにつながってしまうのです。
結婚にはセレモニー、つまり結婚の儀に重きを置く向きが世界中にあります。日本においても結婚産業が成り立つのであります。日本の名古屋方面では「娘三人持てば身代潰す」などと言われているんですって。つまり、婚礼に大枚をぶち込む、と。
男子よりも女子が結婚セレモニーに憧れる傾向がありますよね。小さい女子に「大きくなったら、なんになりたい?」って訊いたら、「お嫁さん」って答えが返ってくることがありました。今はどうなんでしょ。ちょっと、遠い目をするわけししょうでした。
わけししょうが結婚を語るよ
わけししょうの告白 結婚仕掛人だった
わけししょうは云わば、巨大なレターケース。どういうこっちゃ。
つまり、経験という引き出しが異常に多い人なのです。
実は、結婚NPOの理事さんだった過去があるのです。4~5年くらいはやってたかなあ。すでに消滅した組織でしたが、楽しかったなあ。「少子化対策としての結婚」という潔い主張を掲げての活動でした。
結婚を希望する男女を集めて、お見合いパーティーやらランチ会、お料理教室、花火をやった後にみんなで原っぱに寝転がって流星群を観る、とか。結果も出ましたよ。二桁に乗るくらいのゴールインがあったんじゃないかな。市民活動のイロハを勉強できました。行政との関わりやメディアとの付き合い方、事業・企画の立て方などね。
わけししょうが料理教室の講師をやってたって話はここでの経験を指します。当時の県知事とミーティングしたことも複数回。
結婚したい男女との交流は数限りなくありました。そんなわけししょうなのです。説得力あるでしょ?
幸せの多様化 結果良ければ凡て好
個人主義や価値の多様化が当然のご時世です。故にこれまでの価値観の押し付けが嫌がられています。ダイバーシティというのもトレンドですし。
結婚するかどうかは個人の判断にゆだねられるのです。
逆説的に仮説を立てれば、結婚って必須なの? てことになります。
結論的には結婚が幸福の絶対条件ではありません。
結婚してもしなくても楽しく自由に生きていければいいのです。
日本における結婚問題とは? 不安を煽ってる奴らが居るね
とはいえ、結婚したいよねえ。寂しがり屋なわけししょうもそうでした。正確を期していえば、素晴らしい結婚をしたいなあ、と。
現代では結婚したくてもできない、と語られることが多い。ここでは多角的な分析は不要ですが、とりあえず反撃しておきたい。
経済的に結婚できない? と簡単に葬るような言い方はどうだろう。そう思い込ませたい連中がいるのだろうか。特にメディアに多い。しかも、そいつらはほぼ結婚してるだろう。
わけししょうの親世代は、戦中戦後をくぐり抜けてきたのですが、結婚子育てと貧乏はセットだったはず。スティーブ・ジョブズは言いました、「stay hungry」と。
わけししょうもまったく余裕なく、結婚生活に入ったものです。ししょう嫁もよくついてきてくれたと感謝しかありません。メント向かってはよう言えませんけど。
在野の精神といいましょうか、向こう見ずとかハチャメチャとか、勢いというか。いまは「駆け落ち」なんてないんだろうねえ。
リスクを取らないとリターンがない、とは投資のみならず人生にいえることです。結婚だってそう。
結果的に離婚してもOK
日本では結婚した1/3が離婚しているとか。
これってどう?
そりゃあ、縁あって結ばれたのだから、別れるってはバッドエンドなのかいな?
これまた、「離婚はよくない」的な空気を蔓延させてないか? という仮説です。
わけししょうが思うに、離婚は悪いのではなく、大変なのだと思います。
DV旦那に我慢なんてする必要はないし、遊んでばかりで稼いでこない夫も要らない。浪費癖・借金大好きな嫁もどうにかしなきゃイカン。これまで耐え忍ぶだけで行動できなかった人たちの決断は尊重されるべきです。悲惨な状況から抜け出ることができるのは否定されるべきではない。
そういや、婚活NPOの代表理事と副代表理事は共にバツイチだったのです。本人も説得力がないねえ、的な笑い話をしてました。しかし、多くの人に幸せな結婚をもたらる大きな原動力となったのです。そしてその2人は結ばれたのです。カッコよくない?
みんな結婚させたがってた
わけししょう自身はなかったのですが、とにかく結婚しろ!っていうのが今から30年くらい前までの当たり前でした。ホントに凄かったんよ。その頃までは恋愛結婚よりもお見合い結婚が大きなトレンドでした。
親や親せきは言うまでもなく、職場の上司・先輩・取引先、近所のお節介おばちゃんまで。とにかく、誰かと誰かをくっつけるのが生きがいみたいな人もいましたねえ。わけししょうが子どもの頃、まとめた縁談の数を自慢してたおばはんがいましたよ。仲人とか媒酌人って、知ってる?
わけししょうが育った実家の真ん前が互助会館っていう、結婚式場だったのです。毎週のように花婿花嫁を見て育ったんです。さらに言えば、婚礼衣装をまとったお二人がご近所さんたちに見守られながら、お家からタクシーに乗って移動するってのが普通で、たくさん見ることができました。そりゃあ、女の子がお嫁さんに憧れるよ、きれいな衣装で幸せ表情万点の花嫁を見てたらね。
婚活ってけっこう新しい
昭和の時代から流れて、日本社会も変わっていきました。個人主義って言われたんです。それにつれて人間関係がどんどん希薄になっていきます。結婚についても影響がありました。
周りが言わなくなった。言いにくくなった。会社の上司が女子に「そろそろいい人、見つけないと」なんて発言すればセクハラ&パワハラですからね。そりゃ言えないわな。
親たちもまあまあ遠慮気味になっていたと思います。NPOで「親の会」なるイベントを何回かやりましたが、メント向かって「結婚しなさい」と言いにくいって感じでした。
かくして当事者が結婚に動き始めたのです。しかも、行政がこぞって結婚支援的な動きをします。予算をつけて婚活イベントを打ちます。つまり、すでにインフラと言っても過言ではない。飲食店などでも男女が集う店内イベントを開催しています。
来たるべき時に備えましょう
願望が先か対象が先か?
メカニズムとしては、「結婚したいなあ」という意識の芽生えが先行する人もいるでしょう。逆に自分の生活テリトリーに「いい人」が出現して意識し始めるケースもあるでしょう。どちらでもいいんです。
結婚したい男女向けに相談をしていた頃、最も多い悩みとしては「出会いの場がない」という類いのものでした。
どう答えていたかは忘れてしまいましたが、それは違う。すでに傍観の立場にある。これではなかなか難しい。
生物生存の根幹にある行動が結婚といえます。野性の目覚めも適度に必要です。
自立を制する者は結婚をも
あと相談で少なからずいらっしゃるのが、「王子様が白いタイツをはいて馬車に乗ってやって来る」のを待っているお姫様系女子です。
まず、つり合いというのがあります。残念ながら、ハリウッドのセレブと結ばれることもなければ、アラブの石油王から見染られることもありません。
さらに、昭和の時代までは専業主婦が当たり前でしたが、バブルが吹っ飛んだ平成以降は、そうはなかなかいかない。男子もけっこう苦しいのです。とは言え、専業主婦や専業主夫にもそれなりの悩みもあります。
「依存」と「共存」は違います。我々は後者を採用したほうがいい。その前提として、独りで生きていける生活力が必要です。具体的には………………当サイトの「男子力」がそれに当たります。
武術家的に申し上げると
武術を嗜むわけししょうとして、それになぞらえてお話しします。
まあ、簡単に言えば暴力を効率的に運用できるように、単純にして巧妙な身体運動を実践します。しかも頭を使います。しかも、99%以上は単独の訓練課程に時間を費やします。その訓練自体が楽しみでもあり、一定の愛好者を獲得しています。
なにが言いたいのかいうと、来たるべき時に備えよ、ということです。
仕事であれ、人格にしても、ファッションや趣味も含めて、戦力を整備しておく。人生の引き出しを増やすこと、言い方を換えると「自己投資」もしていく。恋愛の手引きを読むよりも、自分の好きをベースに楽しいことも味わうこと。貯金もできないとあきらめてはいけません。
小手先で従順に振舞ったりするだけでは、すぐにボロが出ます。というか、魅力的に思ってもらえるか。そう、今の間に魅力をちょっとずつ積み上げていくような生き方をお薦めします。意外と時間がかかります。そこが難しい。
「出会いの場がない」と悩む前にやることは山ほどあるのです。今のあなたにいきなりの出会いが訪れても、今の実力で射止めることができますか?
まあ、ご縁っちゃあご縁なんですけど、主体的に戦略を持って時を待つのも重要かもしれません。
結婚についても勉強しよう
お金持ちになるにはお金の勉強が必要だと気づく人たちが増えつつあります。
それと同じように、結婚活動と並行して結婚についても勉強しましょう。
具体的には、経験者の皆さんに訊いてみましょう。まずは親に訊いてみましょう。親子の絆を育むのにも効果ありです。
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