どんな人と一緒に仕事したいですか? そんなこと、考えたことありますか。
いろんな答えがありましょうが、わけししょうが一緒に仕事をしたいのはズバリ
直感で動く人
です。
本能で動いてる人ではありません。誤解のないように。
わけししょうは普段、仕事に関しては方向性ということをよく言いますが。
直感を大切にするというのは、方向性というより、スタイルといったほうがいいかもしれません。
この記事は、こんな人におすすめです。
- 考えなく仕事すんな! 的に怒られてどうしていいか困っている人
- チャンスを生かしたり、ラッキーを手に入れたことがない人
- 場の空気が読めずに、痛い目によく合う人
- 何をするにも、自信が持てず、大事なことを後回しにしてしまう人
- わけししょうと一緒に仕事をしたいと思っている頭がおかしい人
この記事では、理論や常識をもやや逸脱するような内容となっておるやもしれません。
ついて来れない人にはゴメンナサイ。
ここでいう直感力とは?
武術における不思議? 感/勘・気
どうも、一言で「直感」と申しましても、なんかつかみどころがないというか、ネット界隈で仰るご仁によってけっこうバラバラみたいです。
武術の世界に身を置いておりますと、やはりそんな感じになる概念やワードを用いることが少なくありません。ちょとだけ触れておきますよん。
感 もしくは 勘
「感」は心での作用、「勘」は頭での作用とでもいえるかもしれません。どっちにしても、外界から自身の内面へなんらかサインというか、啓示というか、次に起こすアクションへの影響があり、重要視する、と。
ブルース・リーの
「考えるな 感じろ」
というセリフが有名ですね。
気
はい。中国武術ではよく用いられるワードです。「気功」からはじまって、「気」を練るとか、「気」が出たとか。わけししょうがやっております武術には「心与意、意与気、気与力」なる秘訣が伝わっていたりします。日本でも「合気」という不可思議な概念があります。
それとは別に、「雰囲気」「気配」とか、「気のせい」とか、「気分」「浮気」「男気」「色気」などなど、日常生活で使われています。
わけししょう的「直感力」
わけししょうがでいう「直感」とは
目前で起こっている現象から、自身に起こる細かい感覚を認識し、行動する
ことをいいます。
簡単に言えば、「ピン」と来るってやつです。
時間をかける、分析や検証の逆です。
瞬間の判断が直感力のすべて
わけししょう的直感力では、なによりも速さを重視します。
様々な事象から、五官を通して入ってくる刺激を取捨選択します。
そう、脳みそのフィルターが、瞬間的になにかをピックアップすることがあるのです。
そして、貴方は気付くのです。この気付きの精度と頻度を「直感力」とします。
この間にかかる時間は短ければ短いほど、いいですね。
そして、次の発言や後の行動に活かせることができれば、直感力が働いたといえるのです。
逃すなチャンスを 今このときを
チャンスをつかむのが上手い人って、憧れますよね。
目の前に、突然やってきた機会を逃さない。敏感に直感でキャッチし、最速で捉える。
そんな人になりたいですね。
究極の選択的なシーンにおいても、最善のチョイスができる。
時間をかけての理論的な解析や分析、他人に意見やアドバイスを求めることなく、自身の判断でやる。
そんな境地に至りたいならば。間違いなく、直感力を研ぎ澄ます必要があります。
瞬時に空気を読む
これまた、ほしい能力ですねよ。
空気をよむとは、その場に漂う人の思いや感情などを察することです。
具体的には登場人物の行動に表情や飛び交う発言、その空間の様子を素早く観察。
さらに直感を駆使して、瞬時にその場を読み解くのです。
しかし、言語化は必要ありません。
武術の実践においては、殺気を察する能力が求められてきたのです。
そんなものは科学的でないと思われるかもしれません。
しかし、あるていどは説明できます。
基本、武術家は非常に用心深くなります。そう、慎重の上にも慎重を期すようになります。そのマインドセットが行動にも反映されます。
危機回避のアンテナを張る
そして、空気を読むことは危機回避につながります。
危機管理のプロセスにおいては、回避行動が一番の要になります。
つまり、逃げ足の速さが求められます。
それは、行動自体の速度と共に、回避行動を採るという、決断までの早さも求められます。
用心深さと直感、適切な行動、さらには運がよければ、危機を切り抜けることができるかもしれません。
そして、これは災害や護身といった、セキュリティに限ったことではありません。
日常のお仕事、人間関係などの平時においても応用できると考えています。
自信をもつことにつながる
「自信がない」という発言をけっこう聞くことがあります。
「自分に自信がない」というのを組み替えると、「自分を信じられない」ということになるんじゃないですか。
日本人の宗教に対する拒否(無宗教)は、国外に出ると驚かれることがあります。その是非はともかく。「信じる」という行為? 自体には大きな力があります。
実は、なんらかの宗教に帰依していなくても、我々は「期待」とか「依存」とか「あてにする」などのマインドで、何かを信じています。
直感力となんの関係があるのか?
自分の直感が当たる、いい選択ができた、危ないところだった、などと直感力が作用したならば、ご自身を信じることにつながっていくように思います。
命拾いとか巨万の富を得たとか、ホームランみたいにでかいことでなくていいんです。
極々、些細なことでいいんです。要は小さな成功体験を積み重ねていくことです。そう、短く持ってコツコツ当てる、です。
直感力を強化する
直感力は、もって生まれた先天的なものなのか。
わけししょうが幼少のみぎり、友人の1人に、やたら直感力的なのを発揮するヤツがおりまして。
「アレは〇〇」「そこに☓☓が」のように、こちらが気付かないことをいとも簡単に指摘するのであります。子どもながらに、すごいなあと感心していたのを憶えています。まあ、直感力というより観察力だったのかもしれませんが。
そのころから、まあまあ意識していたのかもしれません。それからいろんなシーンで直感を研ぎ澄ます習慣ができたような気がします。
直感を後天的に鍛えることができることを自身で証明できたように思います。
それでは、わけししょうが直感力を培うコツをいくつか挙げてみましょう。
視野を大きく深く
眼に飛び込んでくる画像を素早く捕る
まさに「鵜の目鷹の目」ということです。
これも「鵜目」と「鷹目」の2種類があります。わけししょう的な解釈では
鷹はマクロ的に非常に高い視座から悠然と獲物をサーチします。そして、真上から襲います。
鵜はミクロ的に比較的低空から獲物を狙って水中にダイヴして果敢に目前を追います。
武術では
目の前にいる人を瞬時に「鵜の目」的に「見取る」ことを重視します。
体格、視線の飛ばし方、歩き方、身体の動かし方、表情、服装、持ち物、発話の内容など。
日常生活24時間そうするべき、まで行く必要はありません。警戒を要するシーン、武術の訓練をする際のことです。
もしかすると、セキュリティとサバイバルに活かすことができるかもしれません。
我々は鷹のように天空にとどまり地上を見ることはできません。しかし、前方を見るときに「鷹の目」になれます。
たとえば、自動車を運転するときに、言うまでもなく最も近い信号の色を目視するでしょう。同時に、先にある信号の色も視るのです。
関心をひろげる/好奇心をもつ
こちらは情報・知識に関しての視野についての「鵜の目鷹の目」ですね。
まずは鷹となり、膨大な情報を天空から眺めるがごとく、アンテナを張ります。
さらに鵜となり、アンテナに引っかかった事柄を直観的に追います。
わけししょう的には、記憶したり記録する必要はとりあえずはありません。
忘れることを恐れなくてもかまわないと思います。
情報のストックを増やすというより、情報のサーチに重きを置きます。
さらに言えば、簡単なアウトプットをしてもいいですね。そう、誰かに話すことです。そうすれば、いちいち憶えようなんて思わなくていいです。
引き出しを増やす(体験する/人に逢う etc.)
行動力との相関
当サイトの「研ぎ澄ます男子力 #0001 行動力」でも触れた内容とかぶりますが、ご自身の引き出しを増やすことが、直感力を研ぎ澄ますことにつながります。
過去の体験/経験値が、現在の現象をどう判断するか、直感力のポテンシャルに直結します。
そりゃあ、知ってること/やったことが多ければ多いほど、瞬時の判断材料が豊富なわけですから、直感の精度も上がりますよね。
さらに言えば、自分の「軸」みたいのがあれば、判断基準にもなります。
疑問が沸くこともあるし、理解が難しいこともあるでしょう。それに対しては、
勉強しましょう。
それでもダメなら、誰かに訊きましょう。
困りごとがあったとき、皆が村の長老がアドバイスを求めるがごときです。
わけししょうにも訊いてください。
お金もしょせんは引き出しを増やす手段
お金が欲しい、そう誰でも。わけししょうも。
大切なんだけど、お金はあくまでも、なにかの引き出しを増やすのに最も手っ取り早い手段です。
変なたとえで言えば、薬を飲まなきゃいけないんだけど、それはあくまで病気を治すため、みたいなものです。薬を飲むこと自体よりも、病気を治すことが大事なことは明白ですよん。
ここに「お金があっても幸せとは限らない」現象が起こるわけです。脱線しました。ごめん。
心身の力を抜く
直感には、リラックスと集中という相反するようなことを求められます。まずは、心身いずれも凝り固まらないことが肝要です。
身体のどこかに力みがあるとよろしくない。凝りとか炎症もその類です。体調を整えましょう。
精神的にもフラットになることが肝要です。なにかに囚われたり、頭から離れない思いがあると、直感力は落ちます。ストレスを軽くしましょう。
感覚を研ぎ澄ませる
五官を駆使して、入ってくる様々な刺激を脳につなぎます。
これも訓練できる方法はたくさんあります。お好きなもので挑戦してください。
宗教儀式でも、マインドフルネス瞑想でも、気功でも、自律訓練法、各種スポーツでも。
武術をやってみよう
すこしだけ、宣伝。
愛媛県松山市和気海岸でやっております「和気功夫」です。
お気軽に本格を提供します。直感力の養成には向いていると思います。
危機管理の具体的な術もあるからね。
ん? ピンとこない? そうですか。
外れ上等! 失敗のリスクを恐れるな
伝わってますかね。直感力のいいところ。
ここまで引っ張といて言うのもなんなんですが、直感て外れます。当たらないこともメチャクチャ多いです。
肝心なところで、大外れ。てのもアリアリです、残念ながら。
try&errorの繰り返しです。それでいいんです。
直感力を研ぎ澄ませろ わけししょう的〆
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
頭でっかちにならず、かといってスピリチュアルに偏重しすぎることなく、直感力を修得しましょう。
なにかのレスポンスをいただければ幸いです。お問合せからお願いします。ヘッダーの右上です。