誰でも一度だけ経験するのよ
何をや?
誘惑の甘い罠
なんだってさ。昭和の歌謡曲は思わせぶりなのが多くて、多感なわけししょう世代はドキンとすることが度々ありましたねえ。今では放送できない、当時も放送できないような楽曲がけっこうありましたからね。この曲は問題ないですよ。
ちなみにこれは山口百恵「ひと夏の経験」って曲です。掴みの冒頭が最も強烈なのですが、各々でお調べください。
結論から言います。経験こそが人生を構成してます。この記事ではその重要性に触れて、生けとし生ける者にはぜひとも、いい経験を積み重ねていただきたいのです。
それでは始まり始まり~
あれもしたい これもしたい もっともっとしたい
とは、ザ・ブルーハーツの楽曲の一節です。人間の幸福の根源は欲望です。きれいごとだけでは済まない、性(さが)や業(ごう)といわれるものです。
理由なんていらない。自分のやりたいをやる。欲深く、ガツガツいく、というのが幸せに向かうことになります。apple創業者のスティーブジョブズがスピーチで言ってた「stay hungry」です。これ自体は間違いない。生活上でのバランスを失わないようにしながらね。誰かを泣かせたり、犯罪になってはいけません。
と思いながら、わけししょうは攻めてきました。言い方を換えると、上品だけではいられない。
あくまでも過去形よ。欲望丸出し、しかも突拍子もないくらいの望みをかける。若い頃ですよ。
死ぬときにする後悔
今、この瞬間に死んでも悔いのない人っていますか?
まあ、それが悟りといわれるわけで、人類が到達したい境地なのです。それは貴方も例外ではありません。「いろいろあったけど、俺の人生、最高!」という想いですね。どんなに逆境だったとしても、悲惨としか言いようがない生き様であっても、です。
逆に、後悔を抱えて死に向かう人のほうがけっこう多いようにも思います。失意のうちに、ってやつ。
とりあえず押さえておきたいのが、死ぬまでにやっておきたかったことをいくつか。
もっと貯金をしておけばよかった
みんな貧乏が悪いんや! とは、わけししょうから言わせれば、貧乏への八つ当たり。もしくは言い訳でしかない。
分析してみれば、経済的な理由で、できなかった事象についての後悔でしょう。できなかったことやしてあげられなかったことへの言い訳でしかない。
そう、お金がそんなになくても願いを叶えた人だっているだろうし。わけししょうも、ある意味ではそういう境地にあります。
最低限のお金は必要。でも、お金自体には何にも意味はないのです。そのことに気付きましょう。
逆に死ぬときに一番の金持ちであっても後悔するかも。棺桶に札束でデコレーションしてほしい? 10桁の残高がある通帳を仏前に供えてほしいですか? お金があっても薄っぺらい生き方は楽しいか?
悪習慣をやめておけばよかった
子どもの頃の弱っちい奴へのいじり、喧嘩や暴力、酒やタバコ、博打。ドラッグ、危険運転、ハラスメント、悪態、犯罪行為などなど。もっといえば、裏切りやウソ、不誠実や不正など。
これは程度の問題であったり、自覚がなかったり。自身が後悔するにとどまらず、周りを不幸にしてしまったことに悔いるのです。本人の記憶にあると、これが後々に効いてくるんです。ホントに悪いことはしないに限る。わけししょうも、残酷なことをしてきたなあっていう念がしょっちゅう蘇ってきます。品行方正って大事。
まあ、逆にこれくらいの負があったとしても、それを上回るような成果が出ればいいんじゃないかな。私生活メチャクチャなアーティストみたいな。
アルコールを燃料に動いているわけししょうとしては、自身と周りを不幸にしそうになったら、撤退してもいいと思います。弱っちいよね。でも、家族を泣かしたりしてません。
仕事が命、仕事が命取り
これについては目的と手段がひっくり返っている、本末転倒といえるかもしれません。
「働かざる者、食うべからず」とはすでに死語。極端にいえば働かなくても食えればいい。
自身や家族を後回しにして、仕事中心の生活はすでに時代錯誤なのかもしれません。単身赴任が当たり前ってのも、そろそろ考え直す時期が来ているのかも。家族より仕事が大事なの? 家族から逃げたいなら別だけど。もうこの国で金儲け最優先はやめましょう。
しかも、日本人は仕事と属する組織が嫌いなのです。しかも、社会人になって自己研鑽しない。つまり、どんどん苦しくなるような仕事をしている人が多いってことです。まあ、生産性も先進国ではビリッケツのようです。こりゃあ、楽しくないわね。
もっと楽しんでおけばよかった
仕事漬けとセットになるのが、時間と機会の喪失。
もっと美味しいものを食べておけばよかった、もっと旅行に行っておけばよかった、会いたい人にあっておけばよかった、もっと家族といろんなことをしたかった、もっと親孝行をしたかった、などなど。
やったことの後悔よりも、やらなかった後悔のほうが後悔度が高いかもしれません。
男子女子諸君。やらない理由や言い訳を並べることが人生を幸せから遠ざけるのよ。ホント。
人間、やるかやらんかや
もうすでに認識された方もいらっしゃるでしょう。後悔したくなかったら、即行動ですね。そう、経験は行動の産物だからです。
仕事も大事、家庭も大事。でも、このままでは流されているだけかも。主体的に人生をコントロールするには行動しかありません。
より良い人生の深み
面白い奴って? ギャグが冴える人って意味ではありません。
いろんな経験をしてきた人、特にその人しかしていない経験を持っている人。
僕が知らない経験はすごいと思うし、同じような経験をしているって知れば、それも共感できるし。
男子の甲斐性っていろいろあります。財力があって魅力的、知識があって魅力的。でも、体験力も魅力の一つになります。もちろん、女子もね。
人生の深みというか重みは、語れるような経験によって構成されています。まあ、実際に語らなくてもいいですけどね。でも、いろんな人のいろんな体験って聴いてみたいですよね。
わけししょうの経験
わけししょう、自身の経験に関してましては、それなりに積んできた自負はあります。いわゆる「引き出し」が多いのです。
これに情報や人脈、コネクションが加わると、何かが起きることがあります。さらにタイミングや時期がよければ、さらにいい方向に加速することもあります。
経験が多いということは「一次情報」が多いということです。直接的なリアル体験を多く持つわけですから、その人しか知りえない情報を蓄えることにもなります。これまた人生の深みが出てくる。
世界一の幸せ者
はい。わけししょうは自身のことをそう思っています。こんな果報者なんて、ほかに居んのかなあって思いあがっているのであります。
「我が人生に一片の悔いなし」って、死ぬ直前に吼えたマンガがありました。北斗の拳ですね。
でも、死ぬ寸前だけでは残念。できるだけ早く認識して、ずうっと永く感じたいものです。それこそが人生の醍醐味であり、幸福の正体なのです。
「あなた、いま幸せ?」
って訊かれて、即座にイエスと答えられる?
もし、答えられないのなら、人生を一から改造する必要があります。
面白いことをたくさんしたい、してきたよ
まあ、これはわけししょうの例であるので、万人に説得力があるとは言えませぬ。ですが、ちょこっと紹介させてください。こんなことが楽しかったのです。楽しいのです。現在進行形もあります。
ということで、わけししょうの経験をご披露いたしましょうかね。
呑むこと
これについては賛否両論がありますでしょうか。酒で人生を吹っ飛ばした例はこの世に数知れず。アルコール中毒や、肝臓疾患、経済活動の破綻、人間関係破壊の不幸の原因として、許すまじ人類の敵と思われてる人もいらっしゃるでしょう。
しかし、酒に罪はない。
諸刃の剣でありまして、いい方向に作用させることもできる。つまり、いい酒を飲むのが大事なのです。シチュエーションやメンツ、銘柄、肴なども含めてのいい酒盛りができるか?
わけししょうの自己投資として、経験として口にしたアルコールの種類は数えきれません。下手なBarは超えていると思います。高校生の頃、デスクの引き出しにスコッチやバーボンがゴロゴロしてましたねえ。母にはどやされましたが、飲酒の習慣で成績が上がったと言ったら黙りました。
好きなお酒はなんですか? の質問には答えられないのです。どれも美味い。
わけししょう宅から一番! 近い酒屋が松本酒店です。日本酒・焼酎・ワインを中心に恐ろしい銘柄が揃っているのです。なにしろ、発泡酒とか酎ハイとかノンアルの取り扱いがないという、攻めてる酒店ですよ。Instagram でも綴っています。よければご覧ください。
食べること
正確を期していえば、美味しいという価値を共有するのが好きなのです。つまり、孤食はあんまり好きじゃない。
わけししょうの特技というか、昔からときどき言われるのが、「おいしそうに食べますねえ~」ってやつ。美味しいものを食べるのはおいしそうな表情とかしぐさになるよね。格式とかマナーよりも、そっちのほうがいいんじゃないかなあ。
あと、池袋東武の天ぷら屋【銀座ハゲ天】でアイスクリームの天ぷらを熱く語っていると、となりの客が「そんなに美味しいなら、こちらもオーダーしよう」って乗ってきたこととかありました。
実はわけししょう、以前は自分の作った料理って、美味しいと思わなかった。
え?
食べてもらって、美味しいと言ってもらって、はじめてじぶんの料理が「美味しんだ」と認識するという感じだったのです。なんでかねえ。最近はそうでもないんですが。
今も、皆さんに美味しいと言ってもらうのが、わけししょうの幸せですなあ。今後もおつきあいとご愛顧をお願いします。
料理するのはアウトプットです。それ以上にインプット、そういろんなものを食べてます。世界を股にかけてね。
中国料理を筆頭に、東南アジアのエスニックは現地で。日本国内では和洋中に酒場の肴。超高級にはご縁はありませんが、美味しいものはまあまあ口にしてます。じゃないと、アウトプットできないもんね。わけししょうはネットとかのレシピを見るだけで作ってるんじゃないよ。
旅すること
日本内外の飲み食いをするには、行かなきゃいけない。そう、旅に出ないとね。
わけししょうは旅行じゃあない、旅なんだ。
ヨーロッパやアメリカにはご縁がないです、今のとこ。なんか物騒だし。ビビりなんだよねえ。あと、お高くつきそうだもんね。
若かりし頃は、バックパッカーでしたよ。天安門事件の翌年に初めて中国に行ったのを皮切りに。バイトをして金が貯まったら、ザック背負って、パスポートと地球の歩き方を握ってね。とにかく、いろんなところに行きたかった。とは言え、金がないからアジアが精いっぱい。それで大学2回ほど留年しました。これって勲章だと思ってます。
書くこと
実はわけししょう。編集で稼いでいた時期がありまして。趣味じゃないんだよ。一応、対価をもらってたので、プロだったんですよ。東京時代から中国留学時代、さらには愛媛に帰ってからまでのことです。
日本3大紙の編集局で「毎日」1年以上アルバイトしたところからキャリアが始まりました。校閲部ってことで、記事を手書き原稿から活字にする段階の記事をほぼほぼ読むことができたのです。これが文章の基礎となりました。その後も校正で金を稼いでいったのです。赤ペン先生だね。今となってはAIにとって代わられてるでしょうか。かなり壮大なインプットが蓄積されたのです。いろんな出版物の編集作業に関わったよ。厚生省関連、アルバイトニュース、週刊漫画、映画・テレビ・舞台の台本、新興宗教の経典、ファミ通、エロ本、学習参考書まで。
言い訳じみたことをいうと、新聞記者にチャレンジする路もあったんだけど。就職する気がなかったというか、すでに社会に出てる気分であったというのもありました。正社員って、まっぴらゴメンでした。
かくして、編集の知識と経験をもって、実際に執筆した文章もあったんですよ。
とは言え、武術専門誌にわけししょうが受け継いだ「心意拳」などについてですが、10本以上の記事を啓上したと思います。
これら執筆活動は、わけししょうの武術修行においてもシナジー(相乗効果)をもたらしました。愛好者の皆様に対してのアウトプットでも、独自色を出すことにつながっています。
かくして、紙媒体からは遠ざかったのですが、ネット上ので発信につながっているのであります。そう、お金はもらってないけど、わけししょうの文章は有料級なのよ(負け惜しみか?)。このブログもです。」
撮ること
大学生のときに初めて買ったのが、ミノルタα7000。ド近眼のわけししょう、マニュアルでピントを合わせるのが苦手でした。かくしてオートフォーカス一眼レフの登場でわけししょうのカメラ歴が始まりました。
で、こんなのが作品です。
とは言え、本格的に学んだわけでもなく、適当にやってましたね。被写体を探すのもなかなか難しい、うまく撮るのはもっと難しい。
先の雑誌の表紙もわけししょうの撮った写真です。チョイスは編集部でしたね。数十点以上の写真が採用されました。
実は静止画だけではなく、DV規格の民生カメラが登場したことで、ローンでVX1000っていうSony製の買って、心意を追いかけました。Mac使いのわけししょう、デスクトップでデジタル編集が可能になったことも取り組むことにつながりました。
ほぼわけししょうの思惑で作られたパッケージが実際に発売されました。世界に戴式心意拳が広がる大きな手段となりました。
現在、公開している YOU TUBE 「WAKENYUDO WORKS」におきまして、撮影・編集で、その腕を披露しています。
話すこと
面白くありたい、面白いことをしたい、ってのがわけししょうのモットーです。
パントマイムでは難しいので、言語による発信も重要になります。
経験は話すことで複利で増えます。経験したことをお話しする→お話したことが経験となるというサイクルで、まさに経験値/経験知/知見を積んでいくのです。
経験とはインプットですが、話すことはアウトプットです。自分の中でも整理統合ができるようになります。気づいてなかった経験の意味や意義が認識できるようになります。
そう、経験の共有は自他の利となります。まあ、できれば気の合う皆さんと美味い肴と酒と共にやるのがわけししょう流です。
繋ぐこと
コミュニケーションによって、誰かと誰かを結びつけるのが好きなわけししょうなのです。
すごい方とかいい奴とか素敵な人とか、仕事であってもなくても、つながってもらうことで新たな「何か」が動き出すことに期待しているのです。
わけししょうが以前にうかがった話で、営業の極意は
★相手はなにをしてあげれば喜ぶのかを考えろ →先回りして
★自分ができないことは、できる人を紹介する →他人の褌で
てのがありました。
武田節(実は民謡じゃない)に
♪ 人は石垣 人は城 ♪
ってあります。
人間が社会性の生き物であることの証左です。まあ、人と絡むのってなかなかめんどくさいし、不幸のタネとなることもあります。逆にいい方向にはたらくと、とんでもなくえらいことにもなります。
人生を逆転させる方法
この世界で我々がコントロールできれば幸せになれる、っていうエレメントは判明してます。それは
★時間
★健康
★お金
です。
それに経験が密接に絡んできます。各論については本項では触れません。あしからず。
体験と経験
言葉の定義はあまり意味がないのですが。
体験は単にやったこと/事実を指します。経験はその体験に時間が経過して熟成されたものです。
どういうこと?
つらく悲しいことも、後で考えれば非常によかったとか、大きな失敗が結果的に栄光をつかむことになった、とかありますよね。いわゆる「意味があった」ってやつですね。
もしくは大した価値がない経験がばらばらでなんの関連性がなくても、後々に点と点がつながるように相乗効果を持つことさえ、あるえます。
体験は変えることはできない。しかし、経験は変えることができえる。それがわけししょうの結論です。
最後よくなくてもすべてよし
おとぎ話も映画も、オチがよければスッキリするように、私たちの人生劇場もそうなのでしょうか?
わけししょうは同意しません。
人生の終わりって、だいたい楽しくないことになるわけで、最期がよくなくてもぜんぜんOKです。
死ぬ前に意識が遠のく中、経験して見てきた風景を胸に自己満足できれば十分です。先に述べた後悔がなるべくないように、いい経験を積んでいきましょう。
わけししょう的大きなお世話
わけししょうが経験してきたことの少しだけですが、いかがだったでしょうか。
言い換えると。経験とは行動によって蓄積されます。さらに自己投資で多く獲得できます。よって、お金の使い方にも直結します。
もちろん、体験という種まきの段階でバランスを取るのは無理です。
つまり、体験段階ではプラスなのかマイナスなのか判断できません。失敗や大失態と判断した体験も熟成されると、正反対の評価ができるようになることもあるのです。先に言ったように、なにかの経験が別の経験を変化させる。そう、ウイスキーやブランデーのように熟成されるのが経験です。
さて、ここまでお読みいただいた皆様に提案です。
わけししょうの経験にお付き合いしませんか?
分野はともかく、なにか面白いことができる日が来るような予感がします。お問い合わせ欄からおねがいします。お読みいただきありがとうございました。チャンチャン